丸亀の5歳児英検2級合格

2018年3月18日の四国新聞に「丸亀の園児3人英検準2級合格」という見出しが載ってから4ヶ月して、再び四国新聞に「丸亀の5歳児英検2級合格」2018年7月26日に載った。

 内容の一部

「・・・2歳から通う英語保育園・プリンス&プリンセスでは授業だけでなく、普段から全て英語で会話。休み時間にはネイティブの先生と一緒に遊んでいるのも力になっている。・・・・」

まず、園児達は、1,2歳からNativeの英語に接し、一日中英語の世界で過ごす。それはNativeの家庭でNativeの子ども達が自然に英語を獲得していく過程と同じ。

大抵の家庭では、生まれた時から親が全力で世話をし、語りかけ、愛を伝え、子どもに少しでも良いもの、つまり愛、知識、精神、心を注ぎ込み、子どもの環境を整えるよう努力するだろう。

 

この親としての子どもに対する接し方がここにはある。

大抵保育園でも幼稚園でも「おはよう」「元気?」「こっちへおいで」「それはダメよ」「押さないで」「けんかはダメよ」「並んで」「さあ手を洗いに行くよ」「ママがきたよ」「よかったね」等の集団に対する規律あるいはうながしの言葉、あるいはクラス全体に対する、説教、訓示、個人への叱咤激励などにより全体としての規律、モラル、水準をたかめるように指導をしている。

 

丸亀インターナショナル英語保育園Prince&Princessにはその上にプラスアルファ―がある。このプラスアルファ―とは、一人一人の子どもに対する親の接し方のことである。

この保育園では上記の会話に終わらず、子どもへのもっと積極的で心に語りかけるような心を揺さぶるような会話が常に展開している。

 

例えば、昼食時3歳、4歳の子ども達と

(翻訳)

Teacher:この髪飾りステキね。ミッキーとミニーがついてるね。

Child:そうよ。かわいいでしょう。

Teacher:ママが、買ってくれたの?私、ミッキーとミニー大好き。どっちがかわいいかな。

    ミニーかな。ミッキーかな。やっぱりミッキーだ。

Child(女の子達):ミニーだ。ミニーがかわいい。絶対にミニー。

Teacher:どこで買ったの?

Child:ゆめタウンで買ったのよ。

Teacher:まあ、家族で行ったの?

Child:うん、ママと姉ちゃんと行ったんだ。姉ちゃんはお花のいっぱいついた

   髪飾り買ってもらったよ。

Teacher:他になに買った?

Child:果物と野菜とチョコレートと・・・・

Teacher:まあ、たくさん買ったのね。私チョコレート大好きよ。ああ、食べたい。

よだれが出て来たよ。なんで私にも持って来てくれなかったの?

Child:ハハハハ。ゆめタウンでYutaに会ったよ。

Teacher:まあ、そうなの。一緒に遊んだの?

Child;ゲームしてた。

Teacher:あなたもゲームしたの?

Child:ううん、見ただけ。先生ほら見て、今日の私のお弁当ステキでしょう。

   今日はキティちゃんのおにぎりよ。ママってお弁当つくるのとっても上手よ。

   ほら、たまごにウィンナー

Teacher:まあ、お花の園みたいね。野菜もいっぱい入ってるね。

 

会話はいつまでも続く。

子どもの目が輝く。心を注ぎだしたその顔の輝きは教師の心を高揚させ幸せにしてくれる。

子どもを教えることは神聖で喜びに満ちた責任である。

このような会話の中で1,2歳児の時から英語を聞く力、話す力が養われ、

英検テストでもリスニングでは2級、準2級とも、それ程練習しなくてもだいたい

70%~90%に達する。

 

もう一つ貢献しているのは、子ども達へのレッスン。

全員が午前中に2,3コマのレッスンを受ける。

レッスンは教師の舞台。毎日、準備に時間をかける。

レッスンカリキュラムから組み合わせを考え、教材を準備し、歌を決め、

レッスンの効果と子どもをどれ程引き付けるかの度合いを推し計る。

 

レッスン1例(クラスのレベルに従って変化させる)

①  ♬ What color are you wearing?(練習の歌)

②    Hello!How are you? あいさつと会話

       What are you wearing today?(今日はどんな服を着ているの)会話

       (先生)Oh, you are wearing a flower T-shirt. It’s beautiful! 

            まあ、今日は花柄のT-シャツだね。きれいよ。

        (子ども)And kitty chan socks,too Look!

                    キティちゃんの靴下も履いてるよ。ほら見て!

③    乗り物 

a. フラッシュカードでいろいろな乗り物の名前と効用を学ぶ

b. いろいろな乗り物の実物(おもちゃ)を見せる。

  子ども達手に取ってその名前を言う。

  This is a taxi. This is an ambulance…..

c. それは何をする乗り物?

d.  乗り物の本の読み聞かせ

e. ♬乗り物の歌

f. 乗り物を使った人形劇

 

④ Bのつく言葉のカードを勉強(語彙を増やす)

⑤復習

子ども達がレッスンに引き込まれ、ハッと時間が止まったような瞬間がある。

レッスンは子ども達へのプレゼント。楽しく、意義深く、子どもの目が輝くレッスンに。

良質のレッスンを提供することによって子ども達の英語の力がぐんぐん伸びる。

これらの環境+英検のレッスン。無理なくたゆまず少しずつのペースで大きな力に。

英検レッスンで教える時の教師の心得―(生徒が次の状況を体験できるように)

〇誰もがよい気持ちで勉強

〇心を啓発する何かを受ける

〇知識の獲得を喜べるように

〇愛と励ましをうける

〇喜びがある